レイモンド・ラングストン博士を演じていたローレンスは、ギル・グリッソム役のウィリアム・ピーターソンが降板した後の2年間同番組に出演していた。
テレビシリーズ『チアーズ』が代表作のテッド、番組の視聴率低下によりローレンスが契約の更新を行なわずに降板したことから、ラスベガスを拠点にした捜査班の新たなリーダーを演じる。
今回の件について番組のエグゼクティブ・プロデューサーを務めるキャロル・メンデルソーンは、「新しいキャラクターを紙面上で作り上げることもできますが、完璧な俳優が登場し、そのキャラクターに息吹を吹き込むまではただの文字なのです。テッド・ダンソンの参加にはとても感激しています」とコメントした。
またエグゼクティブ・プロデューサーのドン・マクギルは、「この役について話し始めた瞬間から、彼以上にピッタリな人物はいないということは明らかでした。知的で機転が利き、温厚で、キャラクターの深み、感情など、彼なら全てをもたらしてくれます。あとはラテックス製の手袋さえ付けていてもらえれば完璧です」と続けて語った。
なお、ロビン・ウィリアムズとジョン・リスゴーにも当初このオファーが持ちかけられていたが、最終的にタッドが出演を引き受けたとも報じられている。
『CSI:科学捜査班』の第12シーズンは、アメリカでは9月21日から放送される予定だ。