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明石家さんま、とんねるずの木梨憲武らが急増中のお笑い人口に危惧

 入社&入学シーズン到来で新生活をスタートする若者たち。今や人気の職業となったお笑い芸人も同様だ。最近では脱サラや大学を中退してまで、お笑い芸人を目指す若者が年々増えている。

 NSC(吉本総合芸能学院)は、毎年1000人以上が入学。ワタナベコメディスクールは約300人、JCA(人力舎)は約100人、松竹芸能タレントスクールも約100人、ホリプロ笑売塾は約60人、東京アナウンス学院は約80人と、毎年入学している。他のお笑い系事務所にも養成所があり、それら全てを合計すると1年で1700人以上がお笑い養成所に入学していると推測される。

 年々増えるお笑い人口に伴い、賞レースにおいてもエントリー数が激増している。ピン芸人のやまもとまさみがチャンピオンに輝いた「R-1ぐらんぷり2014」は過去最多の3715人がエントリー。2002年の第1回大会のエントリー数の339人と比較すると、10倍以上もエントリー数が増加している。ウーマンラッシュアワーが優勝した「THE MANZAI2013」も過去最多の1855組、かもめんたるが優勝した「キングオブコント2013」は2998組がエントリー。決勝の舞台に立つだけでもかなり確率は低い、さらにこの中から優勝となると雲を掴むような話だ。

 あまりにも膨れ上がったお笑い人口に先輩芸人たちも気掛かりなようだ。

 先日行われた千原ジュニアのライブで“60歳引退説”を否定した明石家さんまだったが、ラジオ番組「爆笑問題の日曜サンデー」に出演した際には、「若いのが育たないねん。このハイテンションやんか。どこまでキープできるかって。いけなくなったら、きれいに。おまえらも、やめろ。育たないねん、下が」と爆笑問題に心情を告白していた。

 また、とんねるずの木梨憲武はオリコンスタイルのインタビューで、お笑い人口が増えていることを指摘。さらに「そのなかで抜け出ることができた者だけが売れていくわけで。 組数が多ければ多いほど、確率的に抜け出るのに時間はかかりますよね。だから『大変だな、がんばってね』というしかないな、という気持ちです」と心配していた。

 そして、カンニングの竹山はラジオ番組「DigTag カンニング竹山の黒ぶちメガネ」で芸人の高齢化現象を語っている。以前ならば芸歴10年でブレイクしたら「遅い」というイメージがあったと前置きし、「現状はちょっと変わってまして。10年やったぐらいでは遅くないんですよ。そんな芸人いっぱいいるんですよ」と語っていた。また、竹山世代(芸歴20年以上)のお笑い芸人たちの中で、30歳になっても売れないまま続けている芸人はほとんどいなかったという。「今、『夢諦めろよ』ってなる歳が40歳になってんじゃねえか? って思ったんすよね」とコメントしていた。

 一方、ダウンタウンの松本人志は6日放送された「ワイドナショー」で、「笑っていいとも!グランドフィナーレ 感謝の超特大号」で不仲説が囁かれていたとんねるずや爆笑問題と共演したことについて、「テレビを見た若い人が『なんか、テレビって面白いな』、『あのステージ立ちたいな』って思えてもらったら、本当に素晴らしいな」と若者たちがお笑い業界にチャレンジすることに背中を押した。

 お笑い業界に飛び込む人数は増えているが、辞める芸人が減っている現状のお笑い業界。今後はさらに競争が激化しそうだ。

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