小説執筆を担当したのは、起業家の堀江貴文氏、モデルの田中里奈、放送作家の鈴木おさむ氏、フリーアナウンサーの小林麻耶の他、『ビリ ギャル』著者で塾講師の坪田信貴氏、『伝え方が9割』の著者であるコピーライターの佐々木圭一氏、直木賞作家の東山彰良氏の7人。
現在は第1弾となる堀江氏の『1991年俺のDESIRE」が配信中で、同作はホリエモンと呼ばれる以前の自身を元に書いた作品とのこと。堀江氏は「何でもできると思っているけど何もできていない。そして彼女もいない」と当時のモヤモヤした心境を回想し、「7割くらいは実話です。オチも実話なんです」と明かした。
さらに、先月リリースの『ブリカマぶるーす』での歌手デビューに続き、小説にも初挑戦した小林は、自身の書いた『ニュースワイドの時間です。』の完成までのエピソードに関して、「頭の中で妄想し過ぎちゃって、最初の文字を書くまでに1か月半以上かかっちゃいました」と苦笑する。
せっかく書いた作品も、今回のプロモーション企画のまとめ役を務める佐々木氏に一度ボツにされたそうで、結局自身の実体験を交えた作品にしたとのことで、小林は「姪っ子を出して、主人公を報道番組のメインキャスターとして登場させているので、7割ぐらいは自分だと思うですが、どこまでが実話かは想像にお任せしたいです」と話した。
「ぴりから」は、12日から公式サイトで配信スタート。堀江氏の小説を第1弾として、毎週金曜日に1作品ずつ公開される。なお、第2弾は田中の『とこやさんの魔法』となっている。(斎藤雅道)