「当初はメンバー5人のうち、リーダーのギュリをのぞくニコル、スンヨン、ジヨン、ハラの4人が『望まない芸能活動を強要され人格を汚された』などとして代理人を通じて所属事務所に専属契約の解除を通告。ところが、ニュースが出た後、ハラは事務所を訪れ、通告の内容を把握していなかったことを理由に契約解除に同意しないことを通知。結果、事務所側2人と反事務所側3人に分裂。東方神起の分裂騒動の時とまったく同じ構図となった」(週刊誌記者)
日韓両国の報道をまとめると、昨年日本でブレイクしたにもかかわらず、昨年12月のメンバーの月給が22万円程度だったことにメンバーと両親が「なんで、これしかもらえないんだ」と不信感を持ったことなどから今回の騒動に発展。
一方、所属事務所の「DSPメディア」は、メンバー4人が主張した専属契約の解除を通知した理由について、一つ一つ反論し、「歪曲と誤解がある」と主張。また、「収益配分は、むしろKARAに有利な立場、費用などを精算し、処理してきた。配分時期も、彼女たちの主張とは違い、お金が入金され次第、メンバー全員に同時に配分した」と説明し平行線をたどっているが、給与以外の問題もあったようだ。
「KARAがイメージキャラをつとめ、所属事務所の社長の家族が経営陣の、インターネット通販サイトがあるが、今回契約解除を通告した3人は『“汚い言葉”の書かれた服を着させられて撮影した写真をネットサイトに掲載された』とも主張。おそらく、その通販の収益がまったく入ってこなかったのでは。とはいえ、3人のうちのニコルの母親が経営するレストランはKARA人気で日本の旅番組や観光客が大挙して来店し大もうけしている。事務所側の非は大きいが、まったく悪いわけではないから泥沼化は避けられない」(韓国の芸能界に詳しい芸能記者)
しばらくは日韓両国の芸能ニュースはこの話題が中心となりそうだ。