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今年は豪華!プロ野球フレッシュオールスターにオリックス中川らルーキー多数選出

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中川圭太

 日本野球機構は26日、『プロ野球フレッシュオールスターゲーム2019』(7月11日、楽天生命パーク宮城)の出場選手を発表した。高田誠巨人二軍監督率いるイースタンリーグ(北海道日本ハム、東北楽天、千葉ロッテ、巨人、東京ヤクルト、埼玉西武、横浜DeNA)選抜と、阪神の平田勝男二軍監督率いるウエスタンリーグ(中日、オリックス、阪神、広島、ソフトバンク)選抜が対戦する。今年はイースタンがホームとなる。

 フレッシュオールスターゲームの選手選考方法は次の通り。

1.各球団は極力、本年度のドラフト1・2位で入団した選手を含め、地元出身あるいは話題性のある選手を推薦する。
2.イースタン、ウエスタン・リーグそれぞれで出場選手選考会を行い、チームバランス・注目度・話題性を考慮に入れ、出場選手を選抜する。
3.各チームからの選手選出人数は以下を基本とする。
・イースタン・リーグ:合計21名(各チーム3名×7球団)
・ウエスタン・リーグ:合計21名(各チーム4名×4球団+前年度優勝球団5名)
・ただし、球団事情により基本人数を出場させられない場合、選考会の承認があれば他の球団から補充することができる。
4.出場選手を発表後、故障を理由に本大会に出場できなくなった場合、球団は医師の診断書を添付の上、代替選手と合わせてリーグに届け出る。選手変更は大会前日までとし、代替選手の選出は当該球団からを原則とする。
5.出場選手がオールスターゲームに選出された場合は本大会には出場できない。その場合は、当該球団から代替選手を選出する。

 今年は即戦力や話題のルーキーが豊作なこともあり、豪華な顔ぶれがそろった。イースタンのピッチャーでは、東京ヤクルトのドラフト1位清水昇、埼玉西武のドラフト1位松本航、北海道日本ハムのドラフト1位吉田輝星らが出場。野手では千葉ロッテのドラフト1位で、イケメンルーキーとして人気を誇る藤原恭太らが選出された。

 一方のウエスタンは、中日のドラフト2位右腕、梅津晃大と、オリックスのドラフト7位ながら交流戦で首位打者になった中川圭太の東洋大学出身コンビが共演。また昨年のドラフト会議で野手の高校生では人気を二分していた中日ドラフト1位の根尾昂、広島ドラフト1位の小園海斗もそろい踏みする。

 吉田は「宮城県で開かれるフレッシュオールスターに選んでいただき、とても光栄に思います。自分のピッチングを東北のみなさんに見てもらって、元気づけることができたらうれしいです。高校時代に戦ったメンバーと一緒にプレーできる機会になりますし、お互いがどのくらいレベルアップしているか楽しみです」とコメント。藤原も「選ばれてとてもうれしいです。いい経験になると思いますし、しっかりと試合の中で存在感を出せるようにギアを入れて頑張りたいです」と喜びをかみしめた。

 フレッシュオールスターゲームは、前身のジュニアオールスター時代から、イチロー氏、東京ヤクルトの青木宣親、北海道日本ハムの中田翔、巨人の岡本和真ら、多くのスター選手を生み出した。ファームにいる選手にとっては首脳陣にアピールするチャンス。今年も原石たちの戦いに注目したい。

文・写真 / どら増田

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