「カインとアベル」は10月17日に初回がスタート。山田が月9初主演を飾るということもあり、ドラマ開始前には同局の他番組で必死に宣伝もされていた。しかし、いざ蓋を開けてみると初回から危機的状況。第1話の平均視聴率は8.8%と月9初回最低記録を更新。そして第2話は8.6%、第3話は6.9%と右肩下がりとなってしまった。このまま低迷し続ければ、全話での平均視聴率が最低記録を更新してしまう危険性も浮上している。
一方、「スマスマ」は、同ドラマが開始するまでの直近を確認すると、9月19日放送回の平均視聴率は9.4%、小池百合子東京都知事が「BISTRO SMAP」にゲスト出演した10月3日放送回の平均視聴率は10.2%だった。「カインとアベル」がスタートした17日放送回の平均視聴率は8%台。第3話が放送された31日放送回は7.2%を記録。この日の放送では、「BISTRO SMAP」にフジテレビの男性アナウンサーがゲスト出演し、コラボライブには松任谷由実が出演していた。
「前番組の視聴率の影響を受けて、視聴率が上がったり、下がったりする事はよくある。月9ドラマが低調なだけに、『スマスマ』も多少なり、影響を受けているのでしょう。このままだと共倒れになりかねない。山田にとっては、先輩に迷惑をかけるかたちとなってしまっているので、何とか巻き返しをしたいと考えているでしょうね」(週刊誌記者)
山田にとっては、これからが大きな正念場。テレビ局であるフジテレビに対しても、先輩であるSMAPに対しても、しっかりとした数字を示していきたいところだ。