番組は現在、レギュラー出演している曜日MC陣を司会者として起用。月曜にはブラックマヨネーズ、火曜には柳原可奈子および高橋真麻のふたりが坂上の代理として司会を担当している。
いわば「顔」が不在という、番組として非常に不安定な状況であるのだが、坂上不在の『バイキング』に関しては、多くの視聴者の間で賛否両論となっているようだ。
月曜日は現在も多くの冠番組を抱えているブラックマヨネーズが司会ということで、混乱のない安定した司会ぶりが見られたほか、火曜日の柳原可奈子&高橋真麻にしても、柳原の経験豊かなナレーションテクニックを用いた見やすい進行などが視聴者の間で評判となっており、当たりの強い坂上忍の司会と比べると「非常に見やすかった」という反応が多かったという。
その一方、坂上の司会と比べると芸人達の司会は「パンチが足りない」「見やすかったけど面白みに欠ける」という評もあり、「あちらを立てればこちらが立たず」といったところか。
また、一部で不安視されているのが、曜日MCが存在しない金曜日の放送だという。
金曜日の『バイキング』は、2018年3月末までは曜日MCとして雨上がり決死隊のふたりが進行していたが、雨上がりの降板の後は何故か曜日MCを設定しておらず、坂上ひとりで番組を進行していたのだ。なお、金曜レギュラーである東国原英夫、土田晃之、アンガールズ田中らが、この日限りのMCを担当する可能性もゼロではないが、ニュースの内容次第では、坂上が「夏休み返上」で番組を仕切ることもあるかもしれない。
今や、ニュースより番組の裏側が「おもしろい」との声もある『バイキング』。坂上が復帰してくる来週の開口一番が気になるところだ。