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【雅道のサブカル見聞録】好調の『魔法少女まどか☆マギカ』から今後のアニメが動きを見る

 オリジナルテレビアニメ『魔法少女まどか☆マギカ』とコンビニエンスストアーローソンのコラボ企画として、限定オリジナルキャラクターグッズが当たるキャンペーンが6月21日より開始された。

 本キャンペーンでは、ローソン店舗で対象の伊藤園社製飲料水を買うと抽選で限定オリジナルキャラクターグッズが当たる。ローソンでは以前に似たようなコラボ企画何度か行っており好評を博している。特に『けいおん!!』は対象商品であった午後の紅茶を数百本購入する猛者があらわれるなどネットを賑わしたが、『魔法少女まどか☆マギカ』も今年上半期放送のテレビアニメの中で抜きんでた話題を集めた作品。しかも公式ホームページでは応募時期によって賞品デザインが変わることも明記されており、争奪戦はより熾烈を極めている。既にツイッターやネット掲示板では数百本購入したユーザーの画像が貼られるなど盛況だ。

 ブルーレイなど、ソフト面では成功を収め、グッズ展開もローソンコラボの他に、フィギュアメーカーからの製品化企画があがるなど、ようやく本格的になってきた。アニメ雑誌以外でも特集が組まれることが増え、クリエイター・アーティスト雑誌『SWITCH』7月号では表紙を飾っている。一部メディアでは“社会現象”などの言葉も使われ始め、放送終了後もその人気は衰える気配がない。久しぶりの多方面で“売れる”オリジナルアニメの登場といっていいだろう。

 00年代後半からはノベルやマンガなど原作モノ深夜アニメが好評を博したが、これからアニメ関連の業界は再びオリジナルを重視する路線に変わるのではないだろうか。夕方アニメがメインだった90年代と違い、玩具メーカーと強く結びついた商品展開はないにしろ、中小のフィギュアメーカーは造形技術の向上などにより業績を伸ばしている。プラモデルメーカーなども最近は版権系のキャラクターを使用したプラモデルキットを精力的に販売しており、コミカライズとゲーム化程度しかなかった00年代より格段に商品展開の幅は広がっている。ある程度話題を集めれば多方面に商品展開が可能で、著作権などが複雑化していないオリジナル作品にはこれ以上ない土壌だ。

 『魔法少女まどか☆マギカ』の商品展開は人気に押され長期的なものになっていくかもしれない。今後のオリジナルアニメのあり方を見るにはこれ以上ない作品であることから、この好調がこれからの10年代アニメにどんな影響を与えるか期待したい。(斎藤雅道)

※画像は『魔法少女まどか☆マギカ』を特集した雑誌『SWITCH』7月号

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