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オリックスVS楽天抗争勃発 清原がマー君潰し?

 オモロイでっせ。関西で妙に人気なのが、今季、オリックスがそろえた清原和博、ローズ、カブレラのクリーンアップトリオ。この“コテコテの3怪人”に注目が集まり、人気と期待がかかる…。
 「オリックスはどうせBクラス。昨年の上位3チーム、日本ハムとロッテ、ソフトバンクには勝てない。楽天にも勝てないでしょう。存在感を示すには派手な売り物がなくてはならない。勝敗よりもファンの関心を集めることが最大の狙いといっていい」
 大物評論家がそう今シーズンを占う。オリックスの宮内ボスは経済界の人間らしく、実を取れ、ということを盛んに言っているらしい。
 それで誕生したのが清原、ローズ、カブレラのトリオである。よく言えば、いずれも“売り物”はホームランバッター。
 関西のテレビ関係者は「話題性は十分。打てば人気が出るし、打てなくても、重量級だけにそのモロさで沸かせるだろう。どっちにしても面白いキャラクターだからチームの勝敗とは別の次元で注目している。テレビ放映があれば視聴率は取れるのではないか」。
 3人にはキャッチフレーズがある。
 清原は“闘わない番長”。昨年は1試合も出場しない“全休”ながら、今季の年俸は1億5000万円とスター扱い。試合に出るたび、ホームランを打つたびにスタンドから拍手が起きる。清原人気は捨てがたいものがあるというわけ。
 ローズは日本球界にカムバックした昨年、楽天の山崎とホームラン王を争った。ところが関係者の今季の予測は「昨年の疲れが出て打てないだろう」。それで「あちこちが痛いと訴え仮病で欠場する可能性が大きい」(担当記者)ということらしいから“トラブルおじさん”に姿を変身か。

 もう1人の男。西武から逃げ出したカブレラは、間違いなく“わがまま怪人”ぶりを発揮するだろう、と見られている。
 「もう来日したころのパワーはない。ホームラン以外考えていないから三振の山を築くのではないか」と評論家。そして「文句、不満に八つ当たり、と大荒れになる」と西武の関係者からの声。
 打順はおそらく3番ローズ、4番清原、5番カブレラになる。ミソは清原だ。ファンを集めるには「やはり4番」と首脳陣。でも「球が前に飛ばないだろう」(評論家)から、そこで前後の外国人選手が「やる気をなくして大モメ。“オマエが打たんから、オレたちもおかしくなる”とかね」(担当記者)との予測も立つ。
 「そうなってほしい。新聞が売れますからね。3人とも個性的で迫力があるから、いがみ合ったら最高の絵になる。殴り合いにでもなれば球界の話題独占ですよ」(スポーツ紙デスク)
 “プロ野球のK1”といった図である。確かに無差別級の闘いだからオリックスから目が離せなくなる。
 「3人とも力の衰えははっきりしている。ローズではないが、打てない投手には威嚇戦法を取るはず。それで注目は昨年の新人王、楽天の田中マー君との対戦。3人が代わる代わる田中にオドシをかけるシーンが目に浮かびますね。絶対打てない内角をえぐる速球でも投げようものなら大変ですよ。間違いなく目を剥いて食って掛かる。楽天にしても大事なスターですから守らなくてはならない。乱闘事件もありえますよ」(前出の大物評論家)
 オリックスvs楽天戦は面白いカードになるかも。

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