◎ジャスタウェイ
○アドマイヤタイシ
▲ジョワドヴィーヴル
△トウカイパラダイス
△ショウリュウムーン
暮れに行われた牝馬限定の愛知杯が、行った行ったの決着だったこともあり、この舞台は「前残り」の残像があるが、あのレースは1000mの通過が64.5秒という有り得ないような遅い流れのせいであり参考外と考えるべき。同じ設定のオープン競走を分析してみると、リニューアル後の中京競馬場は、「差し馬狙い」の方が無難。しかもスパッと切れるタイプよりも長くいい脚を使うタイプの馬が狙い目だ。
本命はジャスタウェイ。昨秋、東京での2戦で見せたパフォーマンスは、トップハンデでもこのメンバーなら格上とみる。今週の追い切りで遅れたものの、元々攻め馬は動くタイプではない。調子自体は引き続き良好だ。何よりも、この馬の持ち味が生きるであろう中京コースが魅力。久々に決めるはずだ。
相手筆頭には秋の福島以来3戦連続重賞2着と安定感抜群のアドマイヤタイシ。中山金杯以来2ヵ月ぶりの出走となるが、間隔を感じさせない動きで仕上がりは申し分ない。どのレースでもどのコースでも一生懸命、しかも堅実に走る馬なので初コースでも問題はないだろう。
以下、京都記念をひと叩きした2歳女王ジョワドヴィーヴル、コース巧者トウカイパラダイス、展開が向いた際のショウリュウムーンをおさえに。
【馬連】流し(9)軸(2)(7)(11)(16)
【3連単】フォーメーション(9)→(7)(11)→(2)(7)(11)(16)
<プロフィール>
仲町通(なかまち・とおる)
在京スポーツ紙の競馬記者として美浦・栗東トレセンに足を運ぶこと20年。厩舎関係者への綿密な取材の下、穴党として数多くの万馬券ヒットの実績を持つ。この春、フリーとして転身。本名非公開。
※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。