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W杯ベルギー戦、8割超えの占拠率って?

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 サッカーワールドカップ・ロシア大会の決勝トーナメント1回戦、ベルギー戦が7月3日深夜に行われた。午前3時という遅い時間のキックオフであったにもかかわらず、NHKの生中継は30.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区平均)と高視聴率を記録したことが分かった。さらに占拠率にいたっては8割を超えていたことが分かった。

 試合では格上のベルギーを相手に日本が2点を先行するまさかの展開となった。ネット上では「ヤムチャVSフリーザ」などと『ドラゴンボール』のキャラクターやバイク、怪獣などに例えて両チームの力の差をやゆする声があっただけに、予想だにせぬ展開でったのは確かだろう。後半に同点に追いつかれ、アディショナルタイムに逆転される迫真の展開となった。そのため視聴率も徐々に上昇したのだろう。ところで、視聴率と同時に注目された占拠率とは何なのか。

 「占拠率とは、その時間帯にテレビを見ている人の間で特定の番組がどれだけ見られていたかを示す数字です。例えば視聴率10%の番組があったとしましょう。ゴールデンタイムならば多くの人がテレビを見ていますので、大した数字ではありません。ただ、深夜帯ならば人気番組となります。仮に全員がテレビを見ていたとすれば、視聴率10%の番組は占拠率10%です。しかし深夜帯で全体の20%の人しかテレビをつけていない中で、視聴率10%を獲得したならば占拠率は50%となります。視聴率が同じだった場合は、それぞれの時間帯における占拠率が高い番組の方が評価は高くなります」(放送業界関係者)

 こうした現象は『NHK紅白歌合戦』など誰もが知る番組でしか起こりえない。それだけサッカーワールドカップへの注目が高かったと言えるだろう。

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