◎ディープブリランテ
○アルフレード
▲モンストール
△マイネルロブスト
△グランデッツァ
△ストローハット
現状での“完成度”の点で他馬に比して優位な印象のアルフレードだが、あくまで目標は先。厩舎サイドも100%の仕上げでないことは公言しており無敗の2歳チャンプにも付け入るは僅かながらある。負かすとすればディープブリランテか。3か月ぶりの実戦となった前走の共同通信杯で2着に敗れた後、矢作調教師が「仕上げが甘かった」と悔しさをにじませながら反省。この中間はイメージ通りに馬体を絞りながら、課題である気性面のケアにも成功。前走とは仕上がりが違う。行きたがる気性をレース前半に上手になだめられれば、巻き返しは十分にあるはずだ。馬券はこの馬から入って大崩れの考えにくいアルフレードが相手本線。アルフがよもやの3着ということも想定し、安定株のマイネルロブスト、地力十分のグランデッツァあたりも抑えておきたい。潜在能力の高いモンストールも加えておきたい一頭だが、喉の手術明けということで割り引きが必要か。それでも、新馬戦を楽勝し新潟2歳Sでは直線で真一文字に突き抜け、後にアーリントンCを勝つジャスタウェイを寄せ付けなかった能力は相当なもの。当日の下見所の様子に注意したい。
【馬単】(9)→(1)(3)(11)(14)
【3連単】フォーメーション(9)(11)→(3)(9)(11)(14)→(1)(2)(3)(11)(14)
<プロフィール>
仲町通(なかまち・とおる)
在京スポーツ紙の競馬記者として美浦・栗東トレセンに足を運ぶこと20年。厩舎関係者への綿密な取材の下、穴党として数多くの万馬券ヒットの実績を持つ。この春、フリーとして転身。本名非公開。
※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。