25日の名古屋公演後に医師の診察を受けた際、急性気管支炎と急性咽喉頭炎と診断されたため、26日の名古屋公演を中止していた浜崎。その後、31日の公演からは復帰できることを報告した。「もともと突発性内耳障害が悪化して左耳が聞こえないという持病もあるし、以前も急性の気管支炎でライブをキャンセルするときもあった。そもそも体調が万全というときはないんです。今回はライブ直後にどうしようもないほど体調を崩してしまったので、これは無理できないと医者に駆け込んだそうです」とはある音楽関係者。キャンセルしたのは一公演だけで、一大事にならずにすんだのは幸いだろう。
ただ、疑念の声が出ているのも事実。「申し訳ないけど、今回、急性気管支炎と聞いて、やったかなと思っちゃいました。過去に病気を理由にキャンセルしたときもですが、実は客の入りが悪かったから、なんてウワサも流れたことがありますからね。今回のツアーもかなりチケットが売れていなくて4次募集をしていたなんて話もあるほど、チケットの売れ行きに苦戦してたみたいなので、また病気を理由に飛ばしたかなって思っちゃいましたよ」とはあるイベント会社関係者。
いくら浜崎の人気が絶頂期と比べて落ちたとはいえ、1500人ほどの会場が埋まらないほどではないだろう。とはいえそういう声が出てしまうというのがいまの浜崎でもある。あるレコード会社関係者は「同じ時期に活躍していた安室奈美恵や、宇多田ヒカルの現在の状況と比べるとかつての歌姫も形無しなのは間違いない。また違った音楽活動の見せ方をするのも手なんでしょうけども」。
復活の兆しを見せて欲しいものだ。