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新しい角度の紅白の見方(1)

 今年のおおみそかに開催される「第60回NHK紅白歌合戦」。

 先月23日に出場歌手が発表されたが、翌日のスポーツ紙をみると、話題は「ジャニーズ事務所」からSMAP、嵐、TOKIO、NYCboysの4組が出場したこと一色。
 まるで、ジャニーズばかり多数組送り込んでいるような印象だが、所属事務所やレコード会社でのそれなりの「枠」が固められているのは一般的にあまり知られていない。

 そこで、どんな「枠」で固まっているのかをリポートしたい。
 まず、ジャニーズよりも多くの歌手を送り込んでいるのが、押尾学事件で激震が走った大手レコード会社「エイベックスエンタテインメント」だ。
 芸能プロとしても機能し、多くのレーベルを抱えているが、紅組は大塚愛、GIRL NEXT DOOR、倖田來未、浜崎あゆみの4組。白組はEXILE、東方神起、レミオロメンの3組。計7組が出場している。
 続いて多くの歌手を送り込んでいるのがサザンオールスターズ、俳優の岸谷五朗らが所属する、東証一部上場企業の芸能プロ「アミューズ」。
 紅組はPerfumeの1組。白組は福山雅治、flumpool、ポルノグラフィティの3組。計4組が出場。ジャニーズと同数だ。

 どうやら、今回の紅白の「事務所枠」で優遇されたのはジャニーズとアミューズのみのようだ
 「ジャニーズは嵐が今回の目玉、アミューズは福山が来年のNHK大河ドラマ『龍馬伝』の主演とあって、NHKは要求を全てのみ、それぞれ4組が出場するに至ったようだ」(音楽記者)というから、そこに視聴者の「どの歌手をみたいか」という希望は入り込む余地がない。(高木光一)

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