6年連続の司会となった櫻井は、同局深夜の報道番組『NEWS ZERO』の月曜キャスター。嵐としては、土曜ゴールデンの『嵐にしやがれ』にレギュラー出演中だ。5人のなかでは、幼稚舎から大学まで慶應だったとあってインテリ系。アイドルキャスターという難関を初めて突破した先駆者でもある。
元総務省事務次官で、今年から電通の執行役員に就任した父・俊さんと、教育熱心だった母・洋子さんに愛でられた櫻井家の長男。幼いころは習い事を多くさせられ、そのなかからホントにやりたいことを見つければいいと、ぜいたくな教育を受けて育った。
「お母さんはかなり豪快だったそう。最近は『VS嵐』(フジテレビ系)のオープニングトークで、母がテッパンネタとなっているため、メンバーやファンの間で浸透しています。たとえば、実家が引っ越すとき、まったく手伝わなかった翔くんの私物を、2階の部屋から外に放り投げていたとか(笑)。部屋を片付けなかったときは、私服を廊下にすべて出したとか。やることが大胆にして、笑える」(週刊誌ライター)。
共働きだったころ、母は手の込んだ料理をあまりしなかった。弁当として、白ごはんと納豆、熱湯が入ったポットとレトルトカレーを持たせたことがあった。
櫻井はかなり、親孝行。今年、母の誕生日を祝福するために、レストランを予約した。サプライズ好きな櫻井は、トイレに行くふりをして席を立ち、店員に「おふくろが誕生日だからサプライズでバースデープレートをお願いしたい」とこっそり頼んだ。母の名前を英字で書いてほしい旨を伝えた……つもりだった。
しかし、席に戻ると店員が、「すみません。さっきのスペル、なんでしたっけ?」と母がいる前で堂々と聞いてきた。作戦は、台無し。母は、「何、翔ちゃん。サプライズでお祝いしてくれるの?」と、喜びながら問い詰めたという。
ちなみに、この母。美容関係の会社を経営しているKis-My-Ft2・千賀健永の母と、かねてからの知りあいだ。その縁で、千賀は小学校5年生のときに嵐のコンサートを観にいき、元来のダンス好きが高じて、ジャニーズ入りを決意している。千賀のことを幼いころから知っている櫻井は、キスマイのCDデビューが決まった最初の誕生日のとき、高級レストランを予約して、直筆の手紙と一眼レフのカメラをプレゼントしている。
こんなことをされると、母も千賀もメロメロになっちゃう!?