「みなおか」は、88年10月に前身の「とんねるずのみなさんのおかげです」のレギュラー放送がスタート。97年3月に同番組が終了し、つなぎの番組を経て97年6月にスタートしていた。数々の人気キャラクターや紅白出場ユニットを生み出し、90年代には平均視聴率20%を超えていた。
「めちゃイケ」は、96年10月に放送がスタート。斬新なコントや体を張った企画で若者にウケ、04年10月には歴代最高となる視聴率33・2%を記録。両番組は、フジの看板番組となっていた。
しかし、記事によると、両番組ともに、近年は視聴率争いで苦戦し、5%台に落ち込むこともあり、改編期になると終了説が浮上。
同局はかつて、12年連続で視聴率3冠王を獲得したが、視聴率の不振で業績が低迷。6月に亀山千広前社長に代わって就任した宮内正喜新社長の下、どんな大ナタを振るうか注目されていたという。
そんな中、局の復活のために両番組の終了を決断。「めちゃイケ」は4日の番組内で終了を発表するとみられ、「みなおか」も近く発表することになりそうだというのだ。
「とんねるずは、同局の社長・会長を歴任した日枝久現相談役の肝いりで“聖域”と呼ばれていただけに、打ち切りはないかと思われていた。しかし、今やすっかり“お荷物”となってしまっただけに、ついに大ナタが振るわれるようだ。『めちゃイケ』に関しては、以前から、一部の出演者を残しての番組リニューアル案が浮上していたので、そのプランが進行しているのでは」(テレビ局関係者)
とんねるずは、唯一のレギュラー番組を失うことになりそうだ。