何ともややこしいニュースのため、ネット上では「江頭本人かと思った」「あいつならやりかねない」といった本人と勘違いする声もある一方で、「エガちゃんとばっちり」「彼はどこでも脱ぐわけじゃないでしょ」といった声も聞こえる。
「江頭2:50といえばお騒がせ芸人の代表格といえます。『めちゃ×2イケてるッ!!』(フジテレビ系)においては、布袋寅泰の『スリル』に乗せての登場がなかば恒例と化していますし、『笑っていいとも!』(同)においては、レギュラー出演していた脚本家の橋田壽賀子に無理やりキスをして、以降13年間番組へ出入り禁止となり、最終回の直前にやっと出演がかないました」(放送作家)
やりたい放題の江頭2:50であるが、いつでも脱いでいるわけではない。彼にとっての“脱ぎ”はいわば勝負をかける瞬間と重なっている。
「江頭2:50は、天才テレビディレクターとして名を馳せたテリー伊藤に目をかけられており、無名時代に『名門パープリン大学日本校』(テレビ東京系)のレギュラーに抜擢されます。しかし、放送初回にスポンサーのお偉いさんのいる前で裸になり、陰毛に火をつける“焼畑農業”という体を張った芸をやり、そのまま降板に至ります。一大ブームを巻き起こした『タモリの超ボキャブラ天国』(フジテレビ系)においても、コンタキンテと『男同志』というコンビで出演。同じくスポンサーの人間が収録に立ち会った回に、全裸になっています。これは、事前にプロデューサーから『絶対脱ぐなよ』と注意されたのを、前フリと勘違いしてのことでした。近年でも、2013年にイベント会場で全裸となり、その場を沸かせましたが、公然わいせつの容疑で書類送検され、略式起訴で罰金20万円を支払っていますね」(前出・同)
良くも悪くも笑いのため「芸人として時と場所をわきまえて」脱いでいる。今回の事件のように、その場のノリだけで脱いでいるわけではないといえるだろう。