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サンタアニタT(SIII、大井1600メートル、22日) ブルーホーク ロングシュート決める!

 昨暮れの東京大賞典から7カ月。ブルーホークがTCKに帰ってくる。

 月岡健調教師は「重賞初参戦が東京大賞典なんてすごいことだし、逃げて見せ場もつくってくれた。やはり力はある」と厩舎の看板馬に成長した昨年の健闘を称えた。
 そして、視線は未来へ。「去年後半はハードなローテーションをこなしたから休養が思ったより長くなったが、帰ってきてからは順調。なかなか使えなかったりしたこの馬にとって、予定通りに来ているのは何より。大型馬だし、いきなり重賞というのは簡単じゃないが、もちろん期待している」。再始動に向けて指揮官の描く軌道をぶれることなく、着実に進んでいる。

 前走後は放牧に出され、4月10日に帰厩。ここを始動レースに定め、6月26日の調教試験から予定通りの調教を消化してきた。最終追い切りは18日、大井競馬場で坂井英騎手を背に単走で5F65秒7→51秒1→37秒7(強め)を計時。坂井騎手は「反応、行きっぷりがかなり良くなった。まだ完全ではないが、調教試験時からすれば満点のデキ」と順調な調教過程を強調する。
 ブランク以外は、ハンデ54キロ、マイル戦と不安材料は一切なし。昨年後半、6連勝で一気にGIの舞台まで駆け上がったシンデレラボーイが、新たな物語をここから紡ぎ出す。

◎前日発売
 22日に大井競馬場で行われる「第30回サンタアニタT」(SIII)の前日発売を21日(火)に行う。

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