「被災地では依然として不安定な状況が続き、衣食住の確保が最優先されいます。まだ子供たちのメンタルケアに対してはまだ十分な措置がとられていなません」と子供のメンタルケアの重要性について語るダニエル氏。子供たちに日常生活の安らぎを取り戻してもらうためになにができるか考えていたところ、「食料などの必需品が安定供給されるようになったら、今度は娯楽が必要ではないだろうか?」という声が自社が運営するブログなどでユーザーからあがったそうだ。
寄付するものを漫画や絵本としたのは、大勢で読み回しができ、最も良い娯楽提供方法だと判断したからだそうだ。被災地が広範囲に渡り復興の状況も違うため、受け入れ態勢の整った避難所から順次、非営利団体を通じて寄付予定。一番早いもので今週に発送予定で、最終的には寄付された漫画、絵本全てを被災地に届けることを目指すとのこと。寄付する漫画内容には被災地の子供に配慮し、地震、津波、原発問題を描写したり連想させる作品は事前にチェックして避ける方針とのこと。
10日までに集まった本の数は7480冊。今月の18の日までサムライファクトリーでは寄付の郵便受付をやっている。(斎藤雅道)
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