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「笠松ダート初勝利の奇跡」アイビスサマーダッシュ 藤川京子の今日この頃

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藤川京子

 ダートから来た刺客ライオンボスは、前走の走りを見れば堅そうにも見えます。勝ち時計も近年の前走、韋駄天S組の馬達より0.4秒以上速いタイムで勝っています。しかし、斤量が3kg増える難点が有ります。2016年は、韋駄天S組の1、2着が斤量の変化で、このレースの着順(3、2着)が入れ替わったと思われる結果もありますが、枠が外枠に入れ替わったのが原因かもしれませんが、この辺を注意しながらメンバーを見渡します。

 傾向を見ると、外枠有利と言われるこのレースだと、ライオンボスの方が有利かもしれませんが、ライオンボスの前走は15番枠で斤量は53kgで、カッパツハッチが14番枠の52kg。今回はライオンボスが11番枠の56kgで、カッパツハッチは3番枠の54kg。斤量が重くなったライオンボスの方が今度は負けそうな気もしますが、カッパツハッチが内枠になってしまったので、外枠有利と言われるこのレースでは微妙な感じになってしまいました。しかし、内枠が全く来ないと言うわけではありません。過去10年で3番枠は2回程、馬券に絡んでいます。

 ライオンボスもダートを走っていたので、芝斤量56kgのデータがありません。見た目は、前走の余裕の勝ちっぷりが印象的ですが、見た目の印象なので微妙です。しかも、今回のメンバーは、内枠に昨年の1、2着の馬が2番、1番枠に入っています。2番枠のダイメイプリンセスは昨年の勝ち馬で、M.デムーロ騎手です。このレースでは成績も良く、本人もこのレースが好きだとインタビューで答えていたと思います。元々は、ダイメイプリンセスは前で競馬をする事が多かった馬ですが、近走は後ろからが多かったのです。前走は久しぶりに前で競馬をして、1200mは持ちこたえることができずに鞍馬Sは8着でした。しかし、今回はコーナーがない直線の1000mです。

 調子は良さそうには見えませんが、前に行ければ1000mは持ちこたえられるかもしれません。ダイメイプリンセスが馬券に絡む展開だと、ラブカンプーもそうですが、ビップライブリーも怖い存在になります。3走前のシルクロードSでは、ダイメイプリンセスが6着で、0.2秒遅れの8着です。前走のCBC賞は前で競馬をして5着です。悪くないと思います。前に行く馬は勝ち馬にならない印象がありますが、馬券にはよく絡みます。それと、2走前の春雷Sでは勝っていますが、同タイムの2着だったレジーナフォルテが、2走前の韋駄天Sが9着。この辺の力関係で見ると、やはり韋駄天S組のライオンボス、カッパツハッチ、ミキノドラマーが濃厚に見えますが、何れも斤量が2kg以上増えています。

 そうなると、韋駄天Sでは6着でしたけれど、それと比べると1kgだけ増えたカイザーメランジェが、前走の函館SSでは稍重の割には、好タイムで勝っています。しかも、穴の江田照男騎手です。この馬は初勝利が笠松のダートという曰く付きです。2歳の時は中央では全く駄目で、何とか笠松で勝ったという馬でしたが、芝を走らせてみたら芝適性のある馬だったというオチがある馬で、よくここ迄来たものだと思います。

 しかし、幾ら何でもGIIIは、ちょっと厳しいかな。でも、今回のメンバーは、斤量が重くなったり、強いけど調子を落としていたり、そう言えば、ライオンボスもダートからの転向でした。もしかして期待されていない方の法則のまさか!

ワイドBOX 7、2、1 (軸と昨年の1、2着)
ワイドBOX 7、11、3 (軸と韋駄天S1、2着)
ワイドBOX 7、14、17(全部前残りの奇跡)
ワイドBOX 7、4、12 (軸と前走CBC組)

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