「おそらく、さんまから業界関係者に回って出品したと思われますが、悪質なお小遣い稼ぎ。最近では希なケースです」(芸能プロ関係者)
出品されていたのは、里田の数々の“おバカエピソード”を紹介した本「里田まいのおバカ伝説」。11月に発売されたもので、オークションに出品されたのは16日の正午ごろで500円からスタートした。
「『友人からもらった』、『真贋は不明』と前置きしてありますが、『筆跡は里田まいのサインと一致しました』と、どこで鑑定した分からない“お墨付き”がありました」(出版関係者)
出品された写真をみると、「さんまさん 読まないとは思いますが…目を流してみて下さい!」と一筆添えられた里田の直筆サインが書かれている。本来、「目を通す」とするところを「目を流す」としているおバカぶりもかなり里田らしく、やはり本物に限りなく近いようだ。
「サインのインクがページの裏側ににじんでいますから、まぎれもない直筆。さんまといえば、明石家さんましかいないでしょう」(同)
オークションはたちまち値段が高騰し、21日の夜に6万4962円という高値で落札されて終了。人気の高さをうかがわせた。
「年収億単位のさんまがセコイお小遣い稼ぎで出品するとは思えない。おそらく、さんまが誰かに気軽にあげたのが、回り回って出品されてしまったんでしょう。おそらく、さんまが知ったらビックリすると思いますが、さんまが了承済みの可能性もなくはない」(テレビ関係者)
とはいえ、このような商品の出品に法的規制はなく、単純に個々のモラルの問題になるという。
「サイン本とかは、人手に渡ってしまえば、所有者に権利があり、どうしようが本人の勝手で罰することができない。ただ、明らかにさんまにあげたものと分かるので、そこは本人が悪いと思うか思わないかの問題」(同)
フジテレビ系のクイズ番組「クイズ!ヘキサゴンII」でブレークした里田は「カントリー娘。」のメンバーで、「モーニング娘。」らと同じ「ハロプロ」に所属しているが、すでにモー娘。人気を越えたとの声もある。
「頭の回転が速くて、しっかり場の空気が読めて、トークはモー娘。のメンバーよりぜんぜん上。モー娘。は解散危機がささやかれ、メンバーはピンでは厳しいでしょうが、里田はしばらく生き残りそうです」(同)
これもいわば“有名税”ということだろう。