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のりピーのようにならなかった小向美奈子

 約1カ月にわたるフィリピン・マニラへの逃亡劇の末、先月25日に覚せい剤取締法違反容疑で逮捕された自称ストリッパーの小向美奈子が18日、処分保留のまま警視庁武蔵野署から釈放された。

 「小向は昨年5月14日に東京都品川区のホテルの一室で、イラン人の売人から覚せい剤約0.9グラムを4万円で購入した疑いで逮捕された。フィリピンから帰国し成田空港で逮捕された際は『違います。知りません』と容疑を否認。尿検査では覚せい剤の陽性反応はなく、警視庁では毛髪鑑定を進めていたが、結局シロだった」(芸能記者)
 小向は09年2月に覚せい剤取締法違反の罪で懲役1年6月、執行猶予3年の判決を受けており、執行猶予中。今回起訴されれば実刑は確実だっただけに、必死の逃亡劇だったようだ。
 「尿検査も毛髪鑑定もパスした。現地ではAVの撮影も極秘で行っていたというし、すでに大手AVレーベルとの契約も結んだようで今後はAV女優として活動することになるだろう」(週刊誌記者)

 芸能人の薬物犯罪で小向と同じようなケースといえば、09年に同罪で逮捕・起訴され懲役1年6月、執行猶予3年の判決を受けた元女優の酒井法子。酒井は6日間の逃亡劇の末に逮捕され、尿検査では反応がでなかったが、毛髪鑑定で反応が出たため起訴された。
 「酒井は逃亡している間に“シャブ抜き”したと言われている。おまけに、毛髪鑑定で反応がでないようにするためにか髪を染めていた。しかし、逃亡期間が短かったため、完全にシャブが抜けきらなかった」(同)

 小向は酒井の“失敗”に学んだのかどうかわからないが、起訴されることなく実刑判決を免れた。

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