各紙によると、長州が演じるのは、長州藩の過激な尊王攘夷派を率いた遊撃隊の総督・来島又兵衛役。22日放送回で描かれる「禁門の変」を引き起こした重要人物だという。
長州は、長州藩ゆかりの山口県出身で「革命戦士」の異名を持つことから、制作サイドの熱烈オファーを受けたのだとか。
長州は滑舌が悪いことで知られ、オファーを受けた際は「長いセリフもあり、僕には無理だろう」と及び腰。しかし、「この年齢でやってみたことがないことをやってみよう」と自らを鼓舞し決心。劇中では必殺技であるリキ・ラリアットも披露しているというのだ。
「かつてプロレス1本で食べている頃の長州は、とてもピリピリしていて、大河のオファーなんてとても受けるようなキャラではなかった。まだ現役は続けているものの、なかなかプロレス1本で食べていくのは厳しいご時世になってしまっただけに、自身の知名度をアップさせるためにも出演を決断したのでは」(専門誌ライター)
そんな長州だが、ネット上で話題になっていたのが、6月に3週に渡って放送された「次課・長州の力旅」(BSフジ)。
長州とお笑いコンビの次長課長、さらには、「狛犬」、「電線」、「マンホール」、居酒屋ではなく酒屋の一角で酒を飲む「角打ち」など、かなりコアな各ジャンルの専門家と各ジャンルの聖地を街ブラするロケ番組だったが、長州はかなりぶっ飛んでいたというのだ。
「酒好きで知られる長州だけに、『角打ち』では生き生き。ほぼストレートの状態で焼酎を飲んだり、その辺にあるおつまみをむさぼり食ったりやりたい放題。そして、プロレス界の酒豪伝説を明かすなど、ファン必見の内容だった」(テレビ局関係者)
今後も長州の芸能活動の幅が広がりそうだ。