会見の報道をまとめると、山本氏は「山本太郎には黙っていたことがありました」と切り出し「離婚をしていました。去年の5月に結婚して、離婚したのはその年の8月24日です」と続けた。山本氏は昨年5月25日、交際1か月で女性と婚姻届を提出したが、同8月24日に離婚が成立。わずか92日で結婚生活は破綻したが、離婚理由については政治活動などで多忙を極めたことを挙げ、「1カ月に3回くらいしか家に戻れず、結婚して約1カ月後に“しんどい”と言われた。若い女の子が描く結婚生活とはほど遠かった」と明かした。
これまで離婚歴を公表しなかったことについては、「(元妻は)虐待を受けていた。私の義父(妻の父)とマスコミから彼女を守るため」と説明。慰謝料は200万円を一括で支払ったが、元妻の本籍はいまだに山本氏の実家で登録されており、現在も山本姓を名乗っているという。
また、発売中の「週刊新潮」(新潮社)では16年前の未成年女性に対するレイプ疑惑が報じられているが、「事実ではない」と完全否定。「第2、第3弾のネガティブキャンペーンが今後もくるはず。僕の精神を破壊し、議員を辞めさせるのが目的。原発などに目を向けられたら困るからです」と持論を展開していたというのだが…。
「議員になって初めての会見が自身のスキャンダルとはなんとも前途多難。議員になったら、当選前のように言いたいことを好き勝手言うこともできず、無所属では何もできない。この分だと、このまま任期の6年間をつとめあげることができるかすら微妙なところ」(永田町関係者)
ひた隠しにして来た“秘密”をようやく打ち明けただけに、今後は大いに政治活動に専念してほしいものだ。