写真の左側を見ていただきたい。なんとダンボールに入った女の子の横に老人のような疲れた顔の中高年のような顔がボンヤリと写っているではないか!
この写真が撮られたのは2008年暮れ、撮影された日時はひぐらしカンナの生家であるドラッグストアの閉店日から数日後であり、原稿の〆切で忙しいひぐらしカンナを除いた、父・母・霊感の強い妹とその娘とで店 内の片づけをしていたときのものだという。
なお、こ の写真を撮影したのはひぐらしカンナの妹であり、写真に写っているのは娘(ひぐらしカンナの姪)である。ひぐらしカンナをはじめとするこの一家はもともと霊感が強く妹は、妹もひぐらしカンナと同じくこのような不思議な写真をたまに撮るという。
ひぐらしカンナによるとこの顔が現れた個所は部屋の窓の位置だという。しかもガラスが割れビニールで補修してある窓であり、2階であった。誰かが覗いていたとは考えにくい。
ひぐらしカンナはこの写真を知り合いの陰陽師に鑑定してもらったところ「写真だけでも6体、この敷地全体には36体の霊体がいる。数体(轢死系)を除いては水で亡くなられた方が多くいる。助けを呼ぶ声も聞こえる」という結果が出た。
実は、ひぐら しカンナの生家の 近くでは昭和中期に大規模な水害があり、多くの人がこの災害で命を落としていた。
ひぐらしはこのことを陰陽師には伝えていなかったが、あまりに事実とピッタリなので驚いたという。
その後、ひぐらしは簡単な供養をして、生まれ育った土地を離れた。
ひぐらしはその不思議な体験をこう振り返っている。
「今までドラッグストアが繁盛し続けたのは、この写真の老人のような霊はじめたくさんの霊が『客の中に自分の知り合いはいないか』と道ゆく通行人を呼び寄せてくれたおかげだったのではないかと思います」
その後、この土地には別の店舗が入り、繁盛しているという。
写真・協力:ひぐらしカンナ HP:http://kanna-jp.com/~website/
(文: 山口敏太郎事務所)