◎テイエムオオタカ
○グランプリボス
▲エーシントップ
△サダムパテック
△ダイワマッジョーレ
昨年のこのレース覇者でGI2勝の格上馬グランプリボスが順調な仕上がりを見せている。秋の目標がマイルCSであることは明らかであり、先を見据えた一戦ではあっても調整過程から考えてここで大きく崩れることはないだろう。堅軸。
馬券の軸はボスだが、馬単の魅力があるのはテイエムオオタカ。昨年はボスの切れ味に屈して2着だったが、今年もしぶとさを生かせるような流れになれば前残りも。台風が接近しており、土曜日の馬場はテイエムのような先行馬に有利に働く可能性も。マイルでは用ナシだけに、ここはメイチだろう。テイエム→ボス、この馬単は忘れずに勝っておきたい。
他では、55キロで出走できる3歳馬エーシントップが面白い存在。今週の坂路追いでも単走で4F52.0秒をマークしたように、相変わらず攻め駆けする。きびきびした動きでほどよく気合も乗っていた。春に比べてメンタル面の成長がみられるのもプラス。今春の不振から立て直したサダムパテック、地力強化が著しいダイワマッジョーレの2頭も目標は次走だろうが、実績的には足りるメンバー構成。なお、追い切りの動きが抜群だったアドマイヤセプターは、良馬場限定でおさえに加えたい。
【馬連】流し(11)軸→(2)(7)(8)(9)
【3連単】フォーメーション(2)(11)→(2)(11)(8)→(2)(7)(8)(9)(11)
<プロフィール>
仲町通(なかまち・とおる)
在京スポーツ紙の競馬記者として美浦・栗東トレセンに足を運ぶこと20年。厩舎関係者への綿密な取材の下、穴党として数多くの万馬券ヒットの実績を持つ。この春、フリーとして転身。本名非公開。
※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。