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ハッシーの地方競馬セレクション(4/12)「第21回マリーンC(JpnIIII)」(船橋)

 つ、強い!! 先週川崎競馬場でおこなわれた「第20回クラウンカップ(SIII)」。本命に推した岡田准一のように黒い瞳が印象的なローズジュレップは、まずまずの出ではあったが、隣の馬にぶつけられ、その勢いで内の馬とも接触してしまう不利がありながら、臆することなくスッとハナを切る。道中はがっちりと折り合いがつき、3コーナーから促すと後続をぐんぐんと引き離し、最後は流して2着馬に7馬身差を付ける圧勝。それも他馬より2kg重い斤量を背負ってのものだから力が違いました。これだけの走りができれば、本番の羽田盃でも好勝負必至でしょう。

 さて、今週は「第21回マリーンカップ(JpnIII)」が船橋競馬場でおこなわれます。今年はJBCレディスクラシックを連覇した女王ホワイトフーガや、目下4連勝と勢いに乗るワンミリオンス、初ダートになるが秋華賞2着馬パールコードなど、プライドをかけた女の戦いが繰り広げられます。

 本命は、色白でメキメキと力を付けたところが有村架純のようなホワイトフーガです。昨年、一昨年とJBCレディスクラシック(JpnI)を連覇し、女王に君臨している本馬。出走メンバーの中で断然の実績を誇るだけに58kgのトップハンデを背負うことになりますが、前々走のTCK女王盃でも58kgを背負って3着に来ているようにこなせないタイプではありません。それも勝ち馬ワンミリオンスとは斤量差3kgあっただけに着差ほど差はありません。TCK女王盃では3kg差あった斤量差が、今回は1kg差と詰まり逆転の芽は十分にあります。船橋競馬場は初めての出走となりますが、右回りよりも左回りに良績があり、前回敗れた右回りの大井から左回りの船橋に替わるのも吉となりそうです。

 相手筆頭は、ドラマや映画、バラエティに引っ張りだこの土屋太鳳のように勢いがあるワンミリオンスです。目下4連勝中と勢いに乗る本馬ですが、前走は初の2100m戦を難なくこなし2着馬に0秒4差。上がりもメンバー最速と文句ない内容でした。今回は距離短縮でプラスとなるでしょうが、初の57gkの斤量がどこまで影響するのかがポイント。馬格がないタイプではないだけにこなしてくれるでしょう。

 一発ならリンダリンダ。上位2頭と差のない競馬をしており、斤量差が広がる今回は逆転があってもおかしくありません。

 以下、パールコード、タイニーダンサーまで。

◎(11)ホワイトフーガ
○(6)ワンミリオンス
▲(8)リンダリンダ
△(2)パールコード
△(10)タイニーダンサー

買い目
【馬単】6点
(11)⇔(2)(6)(8)
【3連複2頭軸流し】3点
(6)(11)-(2)(8)(10)
【3連単フォーメーション】15点
(11)→(2)(6)(8)→(2)(6)(8)(10)
(6)(8)→(11)→(2)(6)(8)(10)

※出走表などのデータは、必ず公式発表のものと照合し確認して下さい。

<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。学生時代大井競馬場で開催された大学対抗予想大会の優勝メンバーの一員。大学卒業後北海道へ渡る。浦河にある生産牧場を経て、在京スポーツ紙に入社。牧童経験を活かし、数々の万馬券を的中する。中にはパドックで推奨した4頭で決まり、3連単100万越えあり。

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