その悲しみは決して簡単には拭えないだろうが、2020年に行われる「團十郎襲名披露興行」など、由緒正しき歌舞伎役者としての役割を考えると、いつまでも悲しんでもいられないのが現実だ。
しかし、「付き合っている人がいます」という仰天発言から察するに、海老蔵の心は、早くも持ち直しているとも考えられる。
ある目撃者によると、8月中旬、大阪市内の某高級ラウンジに、海老蔵が来店。「座頭市」公演で訪れたと見られ、お偉いさん達や、席についた女性と共に、談笑を繰り広げていたそうだ。
やがて、話題は海老蔵の再婚話へと移り、海老蔵は後援者達から「團十郎を襲名するなら奥さんがいたほうがいい」と持ち掛けられた。
2人の子供がなついていることから、小林麻央の姉・麻耶の存在も「嫁候補」として話題に上ったが……
ここで、海老蔵から、まさかの「実は付き合っている人がいます」発言が飛び出したという。
もちろん、周囲は仰天したそうだが、驚きを見せたのは、近しい人物だけではない。妻を亡くしてからまだ日が浅い、いわば喪に服した状態であろう海老蔵の「交際宣言」に、多くのファンも衝撃を受けている。
「もう!?」「早すぎる」「ちょっと早すぎないか」といった声の他に、「だと思った」「さすが」「いろんな意味で期待を裏切らない」など、今回の事態など想定内だとする声も多く寄せられた。
梨園としては、一刻も早く「後妻」が欲しいところだろう。また、海老蔵本人も、自身の支えとなる新たな存在を、早急に求めているのかもしれない。しかし、妻が亡くなった後の様子を思い返したうえで、今回の流れを捉えると、やはり、多少の違和感を覚えるのも事実だ。いくらなんでもスピード感がありすぎると言えよう。あるいは、「嫁候補」に関する執拗な誘いを断るための「嘘」なのだろうか?
もし「交際宣言」が事実だとしたら……
周りに勧められるまでもなく、早々と新たな異性を獲得しているとしたら、やはりさすがである。