今月は、女優の黒木瞳と司会を務める新番組『今夜、誕生!音楽チャンプ』(テレビ朝日系)がスタート。さらに、今夜、グループとしては4つ目となる新レギュラー番組『ペコジャニ∞!』(TBS系)がはじまる。
“月曜よる10時”といえば、およそ25年にわたって、裏番組のフジテレビで『SMAP×SMAP』が放映されていた“ジャニーズ不動のゴールデンタイム”。そこにとって代わる形となった関ジャニ。SMAPの解散によって、明らかにタレントレベルが上がった証といえよう。
グループのなかでも、村上が抜きん出ているのは、そのトーク力。現在レギュラー出演中の番組では、ほぼ仕切り役。マツコ・デラックスとの『月曜から夜ふかし』(日本テレビ系)は、視聴率も好調だ。
村上のしゃべりは、地元・関西で培われた。今でこそ、国民的アイドルと呼ばれる位置にまで来た関ジャニだが、今なお、関西ローカル番組『関ジャニ∞のジャニ勉』(カンテレ)を大事にしている。そもそも、“∞”は同局の“8”チャンネルが由来。カンテレは、関ジャニの前身である関西ジャニーズJr.時代からバラエティ『J3KANSAI』などで起用しており、デビュー時は“8”人組だったこともあり、“∞”をつけた。のちに、内博貴が抜けて7人になった現在も“∞”を残しているのは、カンテレ愛の表れといえる。
現在は、ブラックマヨネーズとの3人で『村上マヨネーズのツッコませて頂きます!』に出演しているが、それもカンテレ制作。さらにさかのぼれば、村上が迷走していた在阪期、およそ9年半にもわたって経験値を高めてくれた恩人的番組『モモコのOH!ソレ!み〜よ!』(13年3月に卒業)も、カンテレ制作だ。同番組は、今の村上の礎といっても過言ではない。
同番組を通じて知りあった、お笑いコンビのシャンプーハットとは大の仲良し。芸人で結成しているフットサルチームに参加したことがあるほどだ。さらに、シャンプーハット・てつじが大阪で経営する有名なつけ麺屋『帰ってきた宮田麺児』にも、プライベートで何度も足を運んでいる。
9月にオンエアされた毎年恒例のフジテレビ系大型番組『FNS27時間テレビ にほんのれきし』では、総合司会を務めたビートたけしの右腕として大活躍。時には助太刀になり、時にはストッパーになった“キャプテン”という任を、立派にまっとうした。かたや、“彼女”こじるりも、10月22日に生放送された『池上彰の総選挙ライブ』(テレビ東京系)で、緊迫感と確実性をモットーとした現場リポートが絶賛されたばかり。
こじるりにとっては、学びたいところだらけの村上。じつは、お似合いカップルだったりして……。