角川ゲームスよりプレイステーション3とXbox 360用ソフトとして6月14日に発売予定の本作は、グラスホッパー・マニファクチュアが開発したゾンビが敵のアクションゲーム。イベントに出演したクリエイティブディレクターを務める須田剛一氏の解説によると、ゾンビハンターの末裔でチアリーダーの女子高生・ジュリエットがチェーンソー片手に突然大量発生したゾンビを手当たり次第倒していくという、爽快感あふれる新感覚ゾンビゲーとのこと。会場ではデモプレイも行われ、空から襲ってくるフライングゾンビや、ゾンビに噛まれ瀕死となり、なぜか不思議な力で首だけにされてしまったジュリエットの彼氏、ニックを使ったリズムゲー要素などのユニークな場面を紹介。そのコミカルな雰囲気に場内では爆笑する人が続出。他にも先日コラボレーションが発表された深夜アニメ、『これはゾンビですか? オブ・ザ・デッド』から、プロデューサーを務める角川書店 蜂屋誠一氏が登場しコラボ画像などを公開。場内を盛り上げた。
また、本ゲームは業界初となるD指定と(17歳以上推奨)とZ指定(18歳以上のみ対象)、2種類のCEROレーティングのバージョンでの発売決定している。ハートや星のダメージ演出でゾンビが倒れる通常版と違い、プレミアムエディションとされるZ指定版は流血などの描写が追加されており、スプラッター好きの大人にはオススメ。流血などが苦手な人は通常版の爽快アクションを楽しんで欲しいとのことだ。さらにプレイステーション3とXbox 360では主人公ジュリエット役の声優が違っており、プレイステーション3版では日笠陽子、Xbox 360では喜多村英梨となっている。こちらの方はある条件を満たすとどちらのハードでも声優は変更可能ことなので、両方無理して買う必要はなさそうだ。(斎藤雅道)