◎トウカイメロディ
○エアジパング
▲マンハッタンスカイ
△ホクトスルタン
△マイネルキーロフ
1000万条件を勝ち上がったばかりの3歳馬トウカイメロディが、ハンデ戦とはいえ古馬オープンに格上挑戦。前走のHTB賞が、速い流れを4角先頭から押し切るといった見どころのある強い競馬だっただけに、超“恵”量50キロと相まって今回のチャレンジはかなり魅力的。芝2600m戦のここで古馬陣を完封するようなら、菊花賞への期待も大いに膨らむだろう。先物買いで◎。馬券の相手筆頭には、ステイヤーズSを勝ち、今春の天皇賞春で5着したエアジパングを。3か月ぶりの休み明けだった前走は、太目残りにもかかわらず、しっかり伸びて4着。一叩きして馬体も引き締まるだろうし、距離延長もプラス材料だろう。他では、函館記念では好位で伸びを欠き6着にとどまったマンハッタンスカイの巻き返しに注意。また、単騎逃げが決まった際のホクトスルタンもなかなか煩い存在。重賞でも好戦しており底力はここでも上位の存在。マイネルキーロフは、平坦小回りがピタリとハマるような好位差しタイプで、2600mは未知の領域ながら折り合いが付けばチャンスもあるだろう。
【馬連】流し (4)軸 (1)(3)(9)(12)
【3連単】2頭軸マルチ (3)(4)軸 (1)(9)(12)
◆信濃川特別(新潟10R)
◎ステージプレゼンス
○エオリアンハープ
△ヤマニンウイスカー
△トウショウデザート
△レオプログレス
人気サイドになるが、エオリアンハープとステージプレゼンスを中心視。エオリアンの前走は、不利な大外枠の上、勝ち馬に超スローペースで逃げ切られての2着。1600万条件での勝ち負けがあるように、ここでは力量的に上位だし、降級2戦目、負けられないくらいの気持ちだろう。一方、ステージの前走は、5か月ぶりの糸魚川特別を圧勝。きさらぎ賞3着の実績もあり昇級の壁はなさそうだ。展開面を考慮してヒモにはトウショウデザート、ヤマニンウイスカー、レオプログレスあたりを。
【馬連】流し (4)軸 (3)(6)(7)(12)
【3連単】2頭軸マルチ (4)(6)軸 (3)(7)(12)
<プロフィール>
仲町通(なかまち・とおる)
在京スポーツ紙の競馬記者として美浦・栗東トレセンに足を運ぶこと20年。厩舎関係者への綿密な取材の下、穴党として数多くの万馬券ヒットの実績を持つ。この春、フリーとして転身。本名非公開。
※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。