前走のシルクロードSは3番枠からハナを切って追走、道中はスローにペースを落として流れに乗りました。4角先頭で直線も粘っていましたが最後は勝ち馬に交わされ0秒3差の2着。勝ったアルティマトゥーレは重賞勝ちがあり、GIでも1番人気に推された程の実力馬。
強敵相手に敗れたもののカザンも着実に力をつけており、力を出し切った前走くらいの走りができれば上々だし、更にパワーアップしていますからね。
叩かれた今回は上積みが見込め、当然前走以上のパフォーマンスを期待。芝1200メートルは3-3-1-0という堅実さで、中山では1-1-0-0。
勝利を挙げた中山のセプテンバーSは、同じ開催だったスプリンターズSの勝ち時計1分7秒5と同タイム。スピードは一級品で、まるで02年にこのレースを制した父ショウナンカンプを彷彿させる走りですね。前走は内枠発走から逃げる形になりましたが、本来は好位で競馬が出来る馬。スピード一本調子ではなく、道中は折り合えるので自在性は抜群。今回は16番枠に入りましたが外枠は包まれない分いいし、テンは速いので一直線にここもハナを奪って行きそうですね。得意の中山で先行脚質を生かします。
中間は順調にきており、帰厩後は好時計を出して快速馬らしいキビキビとした軽快な走りを披露。状態は万全です。
高松宮記念出走を叶えるためには負けられない一戦。重賞初Vを飾ります。
(16)ショウナンカザン
(3)キンシャサノキセキ
(4)アイルラヴァゲイン
(13)アーバニティ
(9)グランプリエンゼル
(6)シンボリグラン
(2)プレムアムボックス
馬単 (16)(3) (16)(4) (16)(13) (16)(9)
3連単 (16)(3)→(16)(3)(4)(13)(9)(6)(2)→(16)(3)(4)(13)(9)(6)(2)