3着まで皐月賞優先出走権が与えられる。本番を占う上でも興味深い一戦だ。本命に推した、アダムスピークは新馬→ラジオNIKKEI杯2歳Sを圧倒的な強さで連勝中。最後はメンバー最速の差し脚を爆発させ、0秒4差、0秒2差突き放し子供扱いしているのだから凄い。父ディープインパクトを彷彿させる。
前走で手玉に取った、2着馬ゴールドシップがこの後、共同通信杯を快勝。アダムスピークの大物ぶりが一段と鮮明になった。目標が先にあるとはいえ、もちろん仕上げに抜かりはない。久々でも陣営を信頼して大丈夫。これ以上馬場状態が悪化しない限り、期待できる。
迎え撃つのは、東の新鋭フェノーメノと、ジョングルール。2頭とも好勝負必至だ。
◎12アダムスピーク
○8フェノーメノ
▲10ジョングルール
△2トリップ、15エキストラエンド
☆中山10R「上総ステークス」(ダ1800メートル)
休養を挟んで連続3着中の、グリッターウイングで今度こそ。
2戦ともハンデ57.5キロを背負って0秒1差、0秒5差と迫った実力は本物だ。とりわけ、前走は休み明けで太め残りの状態だっただけに、これを使われた効果は絶大。定量57キロならチャンスは十分だ。
好調のマイネルオベリスクと、サイオンが相手になる。
◎1グリッターウイング
○2マイネルオベリスク
▲6サイオン
△5クリュギスト、9ドレミファドン
☆中京11R「中日新聞杯」(芝2000メートル)
昨年の皐月賞(オルフェーヴル)3着馬のダノンバラードが順当ににチャンスをつかむ。
皐月賞を最後に故障で戦線離脱、ダービー、菊花賞を棒に振ったが素質は紛れもなくGIレベル。3走前に戦列復帰を果たすと、ここまで(3)(3)(2)着と毎回実力の片鱗を示している。状態も益々快調で、上積みは大きい。ハンデ57キロなら全く問題ないし、期待できる。
◎17ダノンバラード
○7オールアズワン
▲13ダノンスパシーバ
△1コスモファントム、11スマートギア
☆阪神11R「仁川ステークス」(ダ2000メートル)
スタッドジェルランが平安S4着のリベンジ。
その平安Sは、休み明けの師走Sをクビ差2着と激走した反動、いわゆる二走ボケが出たもの。着差も0秒5なら巻き返しは十分可能だろう。オープン特別の手薄なメンバー構成に恵まれ、チャンスは大きく広がった。差し切りが決まる。
◎16スタッドジェルラン
○15マカニビスティー
▲14 デスペラード
△3グランドシチー、12エアマックール
☆阪神10R「大阪城ステークス」(芝1800メートル)
鳴尾記念で百戦錬磨の古馬相手にクビ差2着と好走、実力の片鱗を示したショウナンマイティをイチ押し。
リフレッシュ放牧(約3か月休養)の効果で、心身とも成長を遂げ、一段とパワーアップしているのも心強い限り。差し切りが決まる。
◎8ショウナンマイティ
○1ミッキードリーム
▲6ゴールスキー
△3ヒットジャポット、4ミッキーパンプキン
※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。