◎サダムパテック
○ベルシャザール
▲トーセンラー
△ユニバーサルバンク
△ターゲットマシン
△フェイトフルウォー
△ヴァーゲンザイル
今一度サダムパテックに賭けたい。日本ダービーで2番人気(7着)に推された素質馬の能力が夏の上がり馬よりは“上”とみる。懸念材料は、ダービー以来3か月半ぶりとなる久々の実戦と距離か。久々の競馬に関しては、先週まで3週連続で併せ馬を消化しておりスイッチはON。体つきも大人になっており、いつも一生懸命に走る気象から心配はないだろう。残す課題は距離。フジキセキ産駒は芝の二千メートルを超える重賞で63戦して未勝利だけに、こればかりは強気になれない。母親も短距離馬だったことから余計に不安が募る。しかしながら、今回と同じ中山コースの弥生賞(2000m)も勝っており、1F延長が大きく影響するとは思えない。陣営も3冠最終戦に胸を張って挑むためにTRで結果を残す意気込み。主役の座は譲れない、くらいの気持ちだろう。跳びが大きく不器用な印象は残るものの、ダービー3着のベルシャザール、春は震災の影響等で存分に力を発揮できなかったトーセンラー、これら2頭との三つ巴戦とみる。以下、ユニバーサルバンク、ターゲ
ットマシン、フェイトフルウォー、ヴァーゲンザイルあたりを3連単の穴に抑えておきたい。
【馬連】流し(14)軸(1)(2)(8)(11)(12)(14)
【馬単】フォーメーション(1)(2)(14)→(1)(2)(14)→(1)(2)(8)(11)(12)(14)
<プロフィール>
仲町通(なかまち・とおる)
在京スポーツ紙の競馬記者として美浦・栗東トレセンに足を運ぶこと20年。厩舎関係者への綿密な取材の下、穴党として数多くの万馬券ヒットの実績を持つ。この春、フリーとして転身。本名非公開。
※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。