当事件が速報で流れた際、フジテレビ系列の一部の局では、KAT-TUNの現メンバー・亀梨和也が出演していたドラマ『FINAL CUT』が放送中。亀梨がアップになったタイミングで、田口容疑者逮捕のニュースがテロップで流れた。ネットでは、この偶然のタイミングに、“皮肉なタイミング”、“偶然なんだろうけどテレビ局の悪意を感じる”などとコメントが殺到していた。
「この大きな出来事は、ニュース番組にも速報として取り上げられましたが、彼を紹介する際、ギャグとして発していた“入口出口田口です”を引用する番組があり、そのあたりをイジるネットユーザーがいましたね。また、元メンバーの田中聖も大麻取締法違反容疑で逮捕(その後、証拠不十分で不起訴)されたこともあり、“KAT-TUNのTは大麻のT”などと揶揄する声もありました」(エンタメライター)
KAT-TUNファンから怒りや呆れる声があり、田口のツイッターアカウントに批判のコメント、面白おかしくからかうようなコメントが付く中、あるドラマのファンも肩を落としているという。
「フジテレビで放送されていた『リーガル・ハイ』ですね。同ドラマで脚本を務めた古沢良太さんは、現在、同じく脚本を書いた長澤まさみ主演の『コンフィデンスマンJP』が映画化され大ヒット中です。堺雅人や新垣結衣などの主要キャストが首を縦に振れば、新シリーズや映画化への第一歩になった材料にもなったのに、出演した田口容疑者の逮捕で、また一歩遠のいたことは間違いありません。何より古沢さん脚本の映画公開中にリーガル・ハイ再放送を楽しみにしていた視聴者が、“もう観ることができないのか”と残念がっています」(同上)
勾留先の警視庁東京湾岸署に移送される際、田口容疑者は下を向くことなく、しっかり前を見据えていた。これから事実が明らかになっていく毎に、更なる批判を浴びるだろう。世間からの声も同じように正面から受け止め、しっかり反省してもらいたいものだ。