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【週刊テレビ時評】剛力彩芽 ゴールデン初主演のフジ「ビブリア古書堂の事件手帖」で存在感示せたか?

 先週も多くの冬ドラマがスタートしたが、なかでも注目を集めたのが、フジテレビ系列月9枠の「ビブリア古書堂の事件手帖」(月曜日午後9時〜)。

 同ドラマでは、剛力彩芽がゴールデン帯の連続ドラマで初主演となる。これまで、剛力が出演したドラマはおおむね低調だった。前回、連続ドラマに出演したのは昨年7月期のTBS系列「ビギナーズ!」(藤ヶ谷太輔主演/木曜日午後9時〜)で、全10話の平均視聴率(以下すべてビデオリサーチ調べ、関東地区)は7.3%と散々だった。

 剛力は11年7月期のテレビ東京系列「IS〜男でも女でもない性」(月曜日午後10時〜)で、福田沙紀とともにプライム帯でW主演を務めたことがあったが、全10話の平均視聴率は2.4%だった。

 剛力の真の人気を測る上でも注目された同ドラマの初回(1月14日)は、15分拡大で放送され、14.3%と上々だった。この数字は今クールに始まった民放プライム帯の連続ドラマの初回としては、TBS系列「とんび」(内野聖陽主演/日曜日午後9時〜)の17.0%に次ぎ、2番目だった。

 通常、初回は興味本位もあり、数字が高くなるのが一般的で、真価が問われるのは第2話以降となりそうだ。

 他の連続ドラマの初回で、「ビブリア古書堂の事件手帖」に続いたのが、フジテレビ系列「ラストホープ」(相葉雅紀主演/火曜日午後9時〜)で14.2%(15日)。以下、テレビ朝日系列「おトメさん」(黒木瞳主演/木曜日午後9時〜)が13.6%(17日)、日本テレビ系列「泣くな、はらちゃん」(長瀬智也主演/土曜日午後9時〜)が12.9%(19日)、TBS系列「夜行観覧車」(鈴木京香主演/金曜日午後10時〜)が11.7%(18日)、日本テレビ系列「シェアハウスの恋人」(水川あさみ主演/水曜日午後10時〜)が11.6%(16日)、TBS系列「ハンチョウ 警視庁安積班」(佐々木蔵之介主演/月曜日午後10時〜)が11.1%(14日)だった。TBS系列「あぽやん 走る国際空港」(伊藤淳史主演/木曜日午後9時〜)は、9.7%(17日)と1ケタ台に終わった。

 他のドラマではテレビ朝日系列「相棒season11」第12話(16日)が19.4%で、初回(昨年10月10日)の19.9%に次ぐ数字で、今クールの民放の連続ドラマでは最高の視聴率を挙げた。初回で17.0%だった「とんび」第2話(20日)は、16.1%だった。NHK大河ドラマ「八重の桜」(綾瀬はるか主演/日曜日午後8時〜)第3話(20日)は18.1%で、初回(6日)=21.4%、第2話(13日)=18.8%とジリ貧なのが気になるところ。

 また、昨年末から好調のバラエティは先週も上々。日本テレビ系列「ぐるぐるナインティナイン」(17日木曜日午後7時56分〜)=17.7%、テレビ朝日系列「お試しかっ!3時間スペシャル」(14日月曜日午後7時〜)=17.2%、日本テレビ系列「はじめてのおつかい!爆笑!2013年大冒険スペシャル」(14日月曜日午後7時〜)=16.4%、日本テレビ系列「世界の果てまでイッテQ!」(20日日曜日午後7時58分〜)=16.3%、日本テレビ系列「ザ!鉄腕!DASH!!」(20日日曜日午後7時〜)=15.4%、日本テレビ系列「秘密のケンミンSHOW」(17日木曜日午後9時〜)=15.3%と、15%超えする番組が続出。なかでも、日テレの健闘ぶりが光った。

 その他、笑福亭鶴瓶がゲストと旅する人気番組「鶴瓶の家族に乾杯」(NHK)の14日放送分(午後7時30分〜8時45分)は、綾瀬を招いて「八重の桜」ゆかりの福島・会津若松を旅した前編で17.2%をマークした。
(坂本太郎)

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