前走の阪急杯は5着に終わりましたが、上がり3Fはメンバー最速の34秒6。4角14番手から一気に脚を伸ばした内容は光りました。行った行ったで決まったレースですし、展開が向かなかったことを考えれば、よく走っていると思います。
追い込み馬のイメージが強い同馬ですが、前々走のバレンタインSでは、中団につけての差し切りV。以前に比べ、脚質に幅を増してきたのも心強い材料ですね。
中京芝1200メートルは昨年のテレビ愛知オープンをはじめ、3勝を挙げている得意の条件。さらに、今回はバレンタインSで新味を引き出した内田騎手と、これ以上ないパートナーがつきました。
内枠に入ったときは割と結果を出すので、うまく馬群をさばければ、5番枠もプラスに働きそうです。中間は、ここ目標に順調に調整され、仕上がりは万全。メンバー的にもペースは速くなりそうですから、展開も向きそうです。ラスト100メートル…先行馬の脚色が鈍り始めたところへ非凡な末脚がさく裂します。