前走のディセンバーSは前2頭が飛ばす展開の後方で折り合って追走。ペースが速くスムーズに立ち回れたこともありましたが、メンバー最速の上がり3F34秒4は立派。最後はグイッと伸びて混戦の2着争いを制しました。
冬場は調子を上げるタイプで、ディセンバーS→ニューイヤーSのローテーションは前年と同じ。その前年は2着→5着と見せ場十分の内容でした。当時は前々でしぶとさを生かす競馬をしていましたが、近走のレースぶりを見ると、脚をためる競馬の方が方が合っているようですね。馬群を割ってくる勝負根性も売りですし、さすがは8歳のセン馬。ドッシリと度胸も据わっています。
関西馬で中山は3戦しかしていませんが、前記で述べた通り好相性ですし、今回は叩き3戦目と走りごろ。昨夏の放牧後はとにかく調子が良く、馬も走る気満々で、時計もしっかり出していますから状態面はまったく問題ありません。衰えなしの8歳馬が力を爆発させます。