ヌードの美術講義が「セクハラ」として、女性が京都造大を提訴 講師の会田誠氏が反論も賛否両論

社会 2019年02月28日 12時10分

ヌードの美術講義が「セクハラ」として、女性が京都造大を提訴 講師の会田誠氏が反論も賛否両論会田誠の公式ツイッターより https://twitter.com/makotoaida

 京都造形芸術大の東京キャンパスで行われた、美術家・会田誠氏による公開講座を受け、環境型セクハラで精神的苦痛を受けたとして、受講した女性が大学を運営する学校法人「瓜生山学園」に慰謝料の支払いを求める訴訟を起こした件について、会田氏本人がツイッター上で反論した。

 27日に記者会見を行った原告の女性。それによると、女性は18年4月〜6月に全5回行われた「ヌードを通して、芸術作品の見方を身につける」という社会人向け公開講義を受講したとのこと。会田氏がゲスト講師を務めた第3回の講義では「涙を流した少女がレイプされた絵」「全裸の女性が排泄している絵」「四肢を切断された女性が犬の格好をしている絵」などがスクリーンに映し出されたといい、会田氏は「デッサンに来たモデルをズリネタにした」などと下ネタを口走ることがあったという。女性は大学側に抗議したものの、その後も別のゲスト講師の講義で勃起した男性の写真の投影などがあったといい、急性ストレス障害の診断を受けていた。

 同日、報道を受け、会田氏は自身のツイッターを更新し、騒動について「寝耳に水でした」とコメント。当日について、「遠い記憶ですが」と前置きしつつ、「その夜のトークは僕の通常運転だったことは確かです。通常運転とは、学者や研究者のやる講義からはほど遠い、実作者としての言葉だったことです」「落ち着いた文化教養講座をイメージしていたなら、すごいギャップがあったでしょう。僕は芸術が『落ち着いた文化教養講座』の枠に押し込められることへの抵抗を、デビュー以来大きなモチベーションとしてきた作り手です」とした。

 また、講義テーマについては「そもそも西洋から来た『ヌード』という美術のジャンルが、歴史的に『妙なもの』であるという点を軸に話した」といい、「モデルをズリネタに」という発言については、「美大油絵科の学生としてみんなとヌードモデルを描いていた時に、はたと気づいた。裸の女性が真ん中にいて、たくさんの男たちが(当時美大は男子学生が多かった)それを凝視している」「そして言外に欲情は禁じられてる。これってなんなんだ? 何ゆえなんだ? 歴史的経緯は? 美術・芸術の領域(具体的には芸大上野キャンパス)から一歩出た世間は、まったく違う風か吹いているじゃないか? どっちが嘘をついているんだ? どっちが病的なんだ? そういう問いです」と、あくまで芸術的問いからの発言であるとした。

 会田氏といえば、少女や暴力などをセンセーショナルに描いた作品の数々で知られ評価されている日本を代表する芸術家。そのため、ネットからは、「西洋美術のお綺麗なヌードしか想起しなかったのかな?退席すればよかったのに」「会田誠を知らない状態でたまたま見てしまって傷つくのは分かるけど、告知されていた講義の講師を知らなかったのは自分が悪いのでは?」「どういうところか知らないでパチンコ屋でバイトしたら騒音ストレスとタバコの煙で精神的肉体的苦痛を受けたと訴えるようなもの」という会田氏を擁護する声が殺到、一方では、「芸術だから、といえば何でも許されるわけではない」「大学の講義で下品な物言いを連発することは確かに問題だと思う」といった指摘も見られた。

 果たして、今後騒動はどのように発展していくのか。注目が集まる。

記事内の引用について
会田誠の公式ツイッターより https://twitter.com/makotoaida

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