まず松本は「令和初の紅白になりますので精一杯感謝の気持ちで」、櫻井は「10年前にトリを務めるなんて思わなかった。夢のよう」、大野は「司会を務めたころから何でこうなっているのか、未だに不思議な感じが続いている」、相葉は「光栄な限り。デビュー曲と最新曲を歌えるのは嬉しい」、二宮は「一年を噛み締めながらやれれば」と、それぞれが抱負を語った。
その後、紅白で初披露する米津玄師とのコラボ曲「カイト」について松本は「めっちゃいい曲です!まだどこにも流れていないですけど、すごく米津君らしい曲で、これを僕らが歌わせてもらえるんだと思ったらすごく感動した」と明かし「自分で歌うことよりも、嵐が歌うことをイメージして曲も詞も書いてくださった」との秘話も披露。櫻井は「一生の宝になりそうな映像」があることも語り「NHKさんの本気度を感じた」とすると「嵐のファンが見たらあれっと思うようなポイントもある」とし、相当完成度の高い映像が用意されていることを教えてくれた。米津とは飲みに行ったことが今回の作品にも生かされているようで「ゲームやアート、アニメや音楽」など、様々な話しを交わしコミュニケーションを図ったことで、より完成度の高い作品に仕上がったと明かした。
最後に松本は「僕らとしては2019年の歌い納めになりますし、2020年に向かって新たな一歩を決意込めて、気持ち良く最後の締めをしっかり」とやり抜くと宣言。
ジャニー喜多川さんも天国へ旅立った2019年を最高の形で締め、来年のフィナーレに向けて嵐の5人は走り続ける。
取材・文・写真 萩原孝弘