その波多野が、台北市などで使われる交通ICカード『悠遊カード』に写真で登場することになったのだが、波多野がAV女優ということで想定外の騒動が起きてしまった。
「ネット上などで『未成年も買うことができるカードに、よりによってAV女優とは発売元の常識を疑う』、『彼女の仕事に罪はない』、『写真は服を着ており何の問題もない』などなど、賛否両論が飛び交う事態に発展したのです」(現地特派記者)
これには波多野自身も戸惑いを隠せず、「台湾のファンのみなさんに感謝を示し、恩返しができればと、この仕事を受けました。私は職業がAV女優であるために善意のイベントに協力、貢献できないのでしょうか」とコメント。
「一方で、この交通ICカードに使用予定だった波多野の写真が、日本で販売のAV作品のパッケージと同じだったことも判明し、版権の問題なども絡み販売中断の危機に直面したのです。しかし、波多野ファンの強い要望や、台湾が親日で日本からの観光客も多いことに加え、台湾当局による『職業による差別はしない』との英断により、急転直下、予定通りの写真で販売が決まったのです」(同)
かくして『天使と悪魔』と名付けられた波多野の写真2枚が使われたカードは9月、1セットが500台湾元(約1900円)で1万5000セットが販売されたのだが、なんと販売開始4時間18分で完売してしまった。
「購入者の多くは波多野ファンであると思われることから、実際にカードが使われることはなく、多くが買い手によって大事に保存されると思います。高額でネットオークションに出品されることもあるでしょうが、すでに入手困難なレアカードになっています」(台湾のマスコミ関係者)
そんな状況で今、交通当局には早くも再販売を求める声や“波多野結衣カード”の第2弾、さらに、他の日本のAV女優を登場させ、シリーズ化での販売を望む声なども寄せられているという。
日本人AV女優のアジア席巻はまだ続きそうだ。