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機動警察パトレイバー 初日舞台あいさつに真野恵里菜らが登壇

 大ヒットアニメ「機動警察パトレイバー」シリーズの実写化プロジェクト第1弾「THE NEXT GENERATION パトレイバー/第1章」が5日、新宿ピカデリーで公開され、初日舞台あいさつが行われた。押井守監督、真野恵里菜、筧利夫らが登壇した。

 全長約8メートルもの実物大98式イングラムやレイバードック併設の二課棟までをも完全実体化。4月からシリーズ12話を劇場上映用にシリーズ全7章として構成し、全国で順次上映を開始。2015年GWの長編劇場版の全国拡大公開に至る驚異のビッグプロジェクトがスタートした。

 押井監督はキャストに対し「パトレイバーは本当に長い仕事。監督としてベースになった、初めて食えた仕事なんです。アニメとの差別化、旧特車二課からの呪いをどう脱却するか。名前も風貌も似ているが、中身は別物。実写化は叩かれるだろうと。でもやっぱりこのメンバーじゃなきゃダメなんだと。夏は暑いし、冬は寒いし、苦しい撮影だったけど、みんな本当に頑張ってくれました。ありがとう」と感謝の弁。

 隊長役の筧は撮影中に心がけたことについて「特に何も(笑)。なるべく一緒にいないようにしました。安心させない、油断させないようにね」とコメント。

 現場の雰囲気について聞かれた真野は「最年少の現場が久しぶりだったので、甘えさせてもらいました。人見知りだし、不安もあったんですけど、みんなでこうしてやってこれて、お客さんもたくさんいらして感無量です」と涙を見せていた。

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