関西の某局関係者はこう語っている。
「関西の某局で江原がやっていた番組も、スタッフが事前に調べてたんです。江原はスタッフが調べた内容をしゃべるだけ、少なくともテレビ業界で、江原の霊視能力というものがリアルだなんて、誰も思ってないですよ」(関西某局スタッフ談)
そんな落ち目の江原啓之のギャラが暴落していると、業界では評判である。かつて、CXやテレ朝で提示されていたギャラの3分の1から5分の1で出演を受けているという噂もあるのだ。もはや、二流芸人並みの扱いである。
そんな江原が現在、イベントや番組の中でを売り物にしているのが「パワーフード」と「パワースポット」である。霊視がテレビの中で使えないならば、この手で生き残るしかないのはよくわかる。だが、巨体を揺らして「パワーフード」に貪りつく姿に、かつてのスピリチュルアルカウンセラーの権威はない。
確かに、「パワーフード」「パワースポット」ならば放送倫理上問題はないのだが、薦めている江原啓之本人の仕事が減りギャラが暴落している今、どれだけの説得力があるのだろうか。「パワーフード」「パワースポット」にすがりたいのは、江原本人ではないだろうか。
そもそも、視聴者は馬鹿ではない。散々、事前調査によるトリック霊視に翻弄されたことを誰もが気がついている中で、そう簡単に江原啓之のニュービジネスに洗脳されることはないと思われる。