◎ナムラビクター
船橋のダイオライト記念を完勝し、7歳馬ながらここにきて再び上昇気配を感じさせるニホンピロアワーズ。一昨年に制したJCDと同じ舞台であることや、昨年のこのレースも59キロで2着していることから、58キロで出走できる今年は恵まれた感すらある。人気でも軸馬としては最適だろう。
しかしながら、ニホンピロから入ったのでは面白味がない。逆転候補としてナムラビクターを推奨する。前走・仁川Sの圧勝ぶりや、3走前に人気の一角ソロルを撃破したレースなどをみると、優に重賞を勝って不思議ない力量馬。阪神コースも得意であるし、2キロ差の56キロなら逆転の魅力十分だ。
【馬連】流し(10)軸→(1)(8)(11)(12)(13)(14)
【3連単】フォーメーション(10)(12)→(1)(10)(12)→(1)(8)(11)(12)(13)(14)
<プロフィール>
仲町通(なかまち・とおる)
在京スポーツ紙の競馬記者として美浦・栗東トレセンに足を運ぶこと20年。厩舎関係者への綿密な取材の下、穴党として数多くの万馬券ヒットの実績を持つ。この春、フリーとして転身。本名非公開。
※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。