報道をまとめると、小室は報道陣に対し、「今回の報道で妻のKEIKO、家族、ファンの皆様、スタッフの皆様、いろいろな方にご心配、お相手の方にもご迷惑おかけしたこと、お詫び致します」と謝罪。
騒動の責任を取る形として、「僕なりのけじめとして引退を決意しました」と発表。
現在、携わっている複数のプロジェクトに関しては、「責任は果たしたい。不快に思う方のお目にかからないよう、全うしていきたいと思います」と活動続行の意思。
しかし、「自発的な音楽活動は本日をもって終了させて頂きます。35年近く、本当にありがとうございました。心から感謝します」と改めて引退を宣言した。
引退を決意した理由については、「勝手な苦渋の決断ではあります。ただ今回、ご迷惑おかけして、僕なりの償いはこれが精一杯」と説明。今後の身の振り方については、「生き方、身の振り方に関してはお時間を頂きたい。そこには、KEIKOのことも含めて考えていきたい」と話したというのだ。
「08年に音楽著作権をめぐる5億円の詐欺事件で逮捕・起訴され、懲役3年執行猶予5年の有罪判決が言い渡された。その際、弁済金を所属レコード会社に立て替えてもらったり、プロデュース経費の前借りがあり、とりあえず働く必要があったので活動を続行。しかし、もはや才能が“枯渇”し、ヒット曲を生み出せないのは小室自身がよくわかっていたのでは」(音楽業界関係者)
「文春」の取材に対しても、自らの進退を伺わせていた小室。現在、昨年12月にデビューしたアイドルグループ「ラストアイドル」のプロデュースを手がけているが、今後、プロデュースから降りるかどうかが注目される。