休み明け2戦目で走り頃の、ストロングリターンをイチ押し。
昨年は僚馬リアルインパクトの前に後塵を拝しているが、最後は斤量差4キロが明暗を分けた格好。それでも、着差はわずかクビだから実力を疑う余地はない。リベンジに向けて態勢はほぼ万全。前哨戦の京王杯SCは4着に終わっているが、0秒3差なら巻き返しは十分可能だろう。本来が叩き良化型で使われた効果は絶大。福永騎手も2度目の騎乗で手の内に入っているし、最終追い切りで感触を確かめ自信を深めた様子だ。期待できる。
相手は京王杯SCを快勝した、サダムパテック。初の1400メートルを難なく克服したのを見ても、能力は相当高い。1F延長はプラスになるし好勝負必至。穴は、ペルーサ。GI級の実力は自他ともに認めるところで、1600メートルが刺激になりアッと言わせるシーンがあっても不思議ではない。
◎4ストロングリターン
○7サダムパテック
▲18ペルーサ
△3グランプリボス、9フィフスペトル
☆東京10R「ホンコンJCT」(芝2000メートル)
絶好調の良血馬、グルヴェイグでもう一丁いける。
前走の紫野特別で破った、ナリタプラチナが先週の鴨川特別を圧勝しており、グルヴェイグの強さが一段と浮き彫りにされた。しかも、勝って同条件で闘える強みは大きい。ポテンシャルは重賞レベルだし、ここは通過点に過ぎない。
相手は、ラヴェルソナタと、ロードアイアン。2頭もやはりこの条件を勝っており、力を出し切れれば好勝負。
◎10グルヴェイグ
○7ラヴェルソナタ
▲8ロードアイアン
△3プサノカルティエ、5マイネオーチャード
☆東京9R「青梅特別」(ダ1600メートル)
3歳の精鋭、エアハリファがユニコーンS除外のうっ憤をここで晴らす。
(2)(1)(1)(3)着と、複勝率10割を継続中のようにセンスは抜群。能力も高い。古馬と初対決だが、斤量差3キロあればチャンスは十分だ。相手は、降級組のアドマイヤサガスと、コスモイーチタイム。
◎13エアハリファ
○1アドマイヤサガス
▲10コスモイーチタイム
△5アメリカンウィナー、12コパノカーン
☆阪神11R「ストークステークス」(芝1600メートル)
腐っても鯛とは、札幌2歳S(10年)の覇者オールアズワン。自己条件に戻れば(降級)重賞ウィナーのメンツにかけて負けられないだろう。状態も1戦ごとに上昇カーブをたどっているし、底力を信頼したい。
相手は、地力強化の跡を示すスマートシルエット。台風の目は、ダートとはいえ前走の勝ち内容が圧巻だったユジェニックブルー。ダート馬と即断するのは早計で、先行流れ込みがあって良い。
◎9オールアズワン
○4スマートシルエット
▲7ユジェニックブルー
△2ベストクルーズ、3シェーンヴァルト
☆阪神10R「鷹取特別」(ダ1800メートル)
<2230>と、センス抜群のグッドマイスターに期待。
レース展開に左右されないのは強みだし、地力強化の目覚ましい3歳馬でプラスアルファも大きい。相手は、ここが勝ち得戦になるトリノ。当然、2連勝のシーンも考えられる。穴は、休み明けの前走が好内容(0秒2差(2)着)だったコウユーヒーロー。
◎10グッドマイスター
○3トリノ
▲13コウユーヒーロー
△1ボーカリスト、6イーサンジャンパー
※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。