サッカー、高校野球などの「格下チームが起こす下剋上が素直に喜べない。波乱が起きずに安心して見ていたい」というメールについて、2人は語り合うことに。マツコが投稿者と違い「弱そうな方を応援しているかも」とコメントすると、有吉も「日本人は判官贔屓っていうからね」と同調する。
高校野球については「“〇〇商業”とか出てくると応援しちゃう」とマツコ。有吉も「“雪国から出てきました”とかだと大阪に勝ってもいいんじゃない? って思う」と話していた。
スタッフのTwitterでは、今回の収録が行われたのは夏の甲子園前(1か月前)だと言い、もちろん秋田県代表・金足農業の快進撃は知らない状態だったとのこと。放送後のSNSでも「予言だ」「(トークが)決勝を彷彿とさせる内容」だと大いに盛り上がっていた。
今回の“予言”は偶然だが、有吉の“観察力・洞察力”については、驚かされることが多々あるという。
「今年の7月にフジテレビで『有吉ダマせたら10万円』が放送されました。タレントが本当とウソを織り交ぜた“思い出の人”、“業界の裏話”などのエピソードやVTRを見せて、有吉が本物かニセモノかをジャッジする……という企画だったのですが、彼はほとんどの問題を見抜くことに成功。出演者は、彼の“人を見る力”に舌を巻いていました」(お笑いライター)
“あだ名”でブレークした有吉。このように観察力や洞察力が優れていないと、彼の放つ“あだ名”や“毒舌”は世間に受け入れられなかったに違いない。
近年では司会業も増えて、毒舌は鳴りを潜めていると思われがちだが、ラジオ番組『有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER』(JFN系)では変わらず辛辣で痛快なトークを展開。ネットニュースになることも多々ある。今回の予言がきっかけで、有吉の言動にさらなる注目が集まりそうだ。