西野は「東京オリンピック2020」エンブレムの公募に応募。残念ながら自身の作品は最終候補の4作品に選ばれなかったが、ただでは転ばないのが天才・西野。今回のコンペに参加し、落選した者だけが参加できる「負けエンブレム展」を開催。25日、「東京オリンピック2020」公式エンブレムの発表に合わせて、自身のブログで「負けエンブレム」の大賞を発表。同コンペには400点以上の作品が寄せられ、数多くの応募の中から「審査員特別賞」「優秀賞」「大賞」を発表した。気になる「大賞」は自身がデザインした「蝶のエンブレム」が受賞。獲得した賞金10万円は、熊本県の被災地へ全額寄付するという。
西野は「東京オリンピック2020」のエンブレム公募に関しては、「獲れるんじゃないかな」と自信満々だったという。今回、「東京オリンピック2020」公式エンブレムに選ばれたのは、建築家でデザイナーの野老朝雄(ところあさお)さんの「組市松紋(くみいちまつもん)」。西野は「良くもなければ悪くもない、無難」と批評したが、「プロの方が選ばれたのがよかった」と考えを示した。
今後、エンブレに関して、Tシャツ、バッグ、帽子、旗、うちわなど様々なグッズ展開が予想できるが、「野老さんが全部やった方がいい」と提案。理由としては、自身が創造したエンブレムには当然愛情があり、他人がグッズのデザインするのはナンセンスと指摘。野老さんも発表会見で「我が子のような作品です」と明かしていただけに、西野の指摘はズバリかもしれない。
また、「負けエンブレム展」開催の理由としては、「デザイナーさん達が色んな人達に見つかって、広がってくれるきっかけになれば…」と明かした。