事件が発生したのは午前7時過ぎ。愛知県北名古屋市在住の37歳男が、下半身を露出した状態で歩行。付近を警戒に当たっていた私服女性警察官に発見され、公然わいせつで現行犯逮捕された。
名古屋市西区の路上では、今年5月から下半身を露出して歩く男が度々目撃されており、警察はこの男の関与が強いと見て、余罪を追及する方針。当日朝早い時間に私服女性警察官がいた理由も、繰り返される犯罪抑止のためだったのだ。
男は一体何を考えてこのような行動に出たのか。警察の取り調べに対し、男は容疑を否認しており、下半身を露出した状態で歩いたことについて、「そのようなことをはしていません。普通に歩いていただけです」と話しているという。確かに人間としては、生まれたての姿で歩くことは「普通」なのかもしれないが、現在の法律では犯罪となる行為だ。推定無罪の原則があるものの、現行犯で逮捕されており、犯行に及んでいたことは確実であると見られている。
常軌を逸した犯罪と言い訳に、ネットユーザーからは「意味がわからない。ご開チンで人生が変わってしまうとは情けない」「普通なわけがない」「正直に罪を認めたほうがいいのでは」という声が。
一方で、「9月は暑いし仕方ないよね」「よっぽど立派なものを持っていたから見せたくなったんでしょうね」「生まれたての姿で歩いてみたいよね」という皮肉に満ちた声や、「女性警察官がかわいそう」「仕事とはいえ、現行犯逮捕のためにモノを見なければいけない、嫌だろうなあ」という同情も出た。
暑さから服を脱ぎ捨てたいと感じる人もいるだろうが、下半身露出は犯罪。モノに関係なく、行ってはいけない行為である。