東京と大阪で行われた予選には計104名が参加。本戦には春風亭朝也の他に、春風亭昇吉、笑福亭べ瓶、桂三度、三遊亭歌太郎が出場した。5番目のラストに登場した春風亭朝也は「やかんなめ」の噺を披露。1位から5位まで、わずか5点差と大接戦だったが、64点を記録した春風亭朝也が優勝。7人の審査員の内、2名が10点満点をつけるなど、高評価だった。
「今年は予選から手応えがあった」と何気に自信満々だった朝也。本番は「いつも時間を気にして早くなっちゃう事もあったんですけども、今日も多少ありましたけど、ここは抑えなきゃっていう所は、ちゃんと抑えられたので95点ぐらい」と自分自身でも納得の落語だったようだ。
「とにかく師匠(春風亭一朝)に報告したい」と笑顔をみせ、真打ち昇進については「ネタは150〜160ぐらいあります。支度はしております」と意気込みを語った。